2023年10月13日
お米は、銘柄別・産地別・集荷単位別を基本とした自主検査を実施しています。
令和5年産(2023年産)の新米も、いちばん早い九州の宮崎県産お米は8月2日にコープデリ商品検査センターに届いて検査が始まりました。千葉県や茨城県など関東近県のお米も届き、収穫に伴い順次検査を行っております。その後11月上旬ころまでお米の検査を行っていきます。
商品に表示されている品種が正しいかどうか確認しています。
2022年度は83検体の検査を行いました。
①試薬を入れてDNAを抽出します。
②DNAを増やす試薬が入ったチューブに検体を加えた後、装置にかけます。
③特殊なゲル(寒天)を使い、電気を流してDNAを分けています。
④ゲルを染色しポジティブコントロール(見本のようなもの)と比較して判定し、結果を確認します。
→遺伝子検査の説明はこちらから
放射性物質検査では東日本を中心とした、17都県のお米を検査しています。
2022年度は101検体の検査を行いました。
①玄米を放射性物質測定専用の容器に、スプーンなどを使用して隙間なく詰めます。
②他から汚染がないように容器をビニール袋に入れ、ゲルマニウム半導体検出器で測定し、結果を確認します。
→放射性物質検査の説明はこちらから
残留農薬検査では、農薬が適切に使用されているかどうか検査で確認をしています。
2022年度は85検体の検査を行いました。
→残留農薬検査の説明はこちらから