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【検査紹介】そろそろ、新米の季節です。

2024年10月29日

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空が澄み、清々しい秋を感じる頃となりました。
秋は実りの秋、新米の季節です。

商品検査センターでは新米(令和6年産)の検査を行っています。

検査内容はこちらから↓
●残留農薬検査
●品種判別検査(遺伝子検査)
●放射性物質検査(東日本産の米)
●カドミウム(日本生協連商品検査センターに依頼)

さて、新米はどのような過程で皆様のところに届くのでしょうか?
おいしいお米が皆様のところに届くのに、大きく7つの行程があります。

①田起こし

稲を大きく育てるには、柔らかい土が必要です。
そのため、固まった土を掘り起こして柔らかくします。

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②種籾(たねもみ)の塩水選(えんすいせん)・種まき・育苗(いくびょう)

お米は重い種、軽い種があり、重い種を植えないと水に浮いてしまいます。そのため、水より濃度の高い塩水でも浮かない重い種をまきます。
また、育苗は田んぼで行うのではなく、温度管理がしっかりできるハウスで
2週間ほど行います。

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③水をためる・代かき(しろかき)

苗を植えるために田んぼに水を入れ、水と土を混ぜ合わせ泥にし、苗を植えやすくします。
代かきを行う際に雑草を深く埋めることで雑草の発育を抑えることができます。

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④田植え

苗を田んぼに植えます。
等間隔に植えることでムラなく日を当て、生育に差が出ないようにするだけでなく、草刈りや収穫も効率的にできるようになります。

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⑤水量の調整・草刈り

田んぼの水を深くしたり、なくすことで稲の発育を良くします。
水を深くすることで稲を保温でき、根の発育や肥料の吸収力を保つことができます。
水をなくすことで土の中に酸素が入り根っこから酸素を吸収できるようになるため、倒れにくい稲になります。

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⑥収穫・乾燥・脱穀

種まきから150日後、ようやく収穫です。
収穫した稲を束ねて棒などに架け、天日と自然風で乾燥させます。この自然乾燥を「稲架掛け(はさかけ)」といいます。
そのようにしっかり乾燥させた稲からお米を取り出します。この作業を「脱穀」といいます。

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⑦精米・食卓へ

脱穀した米に籾すり(もみすり)を行い、籾殻(もみがら)を取り除くことで玄米になります。
玄米を精米したお米が私たちが食べているお米になります。

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いかがでしたでしょうか?
おいしいお米が食べられるようになるのにたくさんの行程があります。

今年の新米も、農家さんの手によって大切に育てられたものです。
一粒一粒大切に食べましょうね!

新米に関する過去の記事はこちらから↓

【検査紹介】新米(令和5年産)の検査が始まっています。