2026年2月 3日
わたしたちの食卓に並ぶ食品は、日々の生活に欠かせないものですが、その安全性を確保するためには、正しい知識と注意が必要です。
昨年末から今年にかけて、国内で「腸管出血性大腸菌(O157など)」による食中毒事例が複数報告されています。行政や保健所の資料では、「サンドイッチ」や「レアステーキ丼」が原因食材と推定されていました。
ニュースなどで耳にする機会も多い「O157」などの腸管出血性大腸菌について、あらためて基本となる内容を学び、理解を深めましょう。

過去の事例では、牛肉(レバー刺し、ハンバーグ、牛タタキなど)の加熱不足が主な原因として知られています。しかし、肉類だけではありません。

「見た目がきれいなら洗わなくても大丈夫」と思うかもしれません。商品検査センターでは、生野菜に付着している菌数を調査し、生野菜を食べるときの洗浄の必要性を確かめる実験をしてみました。洗浄前の野菜には土などの目に見える汚れがなくても菌が存在していることがわかり、流水で5秒間の洗浄で菌数を約9割減少させることが確認されました。
生野菜を食べるときは、洗浄するだけで菌数を大幅に減少させることができるので、きちんと洗浄しましょう。また、洗浄しても全ての菌が落ちるわけではないので、すぐに食べない場合には冷蔵庫で保管し、菌を増やさないように気をつけましょう。
どのような実験で、どれくらい菌が減ったのか? 詳しい調査結果は以下の記事で紹介しています。ぜひご覧いただき、日々の調理にお役立てください。
▼ 詳しい調査結果はこちら
[Vol.4 生野菜は洗わずに食べちゃいけないの?|コープデリ商品検査センター]
腸管出血性大腸菌のリスクを理解し、家庭での「菌をつけない・増やさない・やっつける」の3原則を徹底して、食中毒を予防しましょう。