2020年4月20日
食べものを使った実験や食べもののヒミツを紹介していきます。コープ商品を使ったレシピもあるよ♪
【おいしい!キッチン簡単実験】牛乳が大変身!
いつも食べているおなじみの食べ物で実験してみよう。
実験のあとは、おいしく食べられるよ!
※実験をするときは、必ずおうちの人と一緒におこなってください。
食べ物を作る前には、しっかり手洗いも忘れずに! 手洗いポイントはこちら。
ふりがなつきの実験シートもダウンロードできます。
どうぞ家族のみなさんで楽しんでください。
1.準備
【材料】
◆牛乳:300ml
◆レモン汁:大さじ1
◆塩:小さじ1/4
【道具】
◆小なべ
◆ざる
◆ボウル
◆へら
◆不織布タイプのキッチンペーパー or こし器
(紙のキッチンペーパーは破れやすいので使わない)
※最初に準備しておこう
ざるとボウルとキッチンペーパーをセットしておいてね。
2.実験方法
①牛乳に塩を加え、弱火でふっとうするまで温める(細かな泡がもこもこ出るくらい、ちゃんとふっとうさせて大丈夫)
②ふっとうしたら火を止めて、レモン汁を加える。水分と小さなかたまりに分かれる(分離する)とOK。
うまく分離しないときは、加熱が足りないかも。もう一度、分離するまで弱火にかけてください。
③キッチンペーパーで水分をこす(15分くらい)。時々、たまった水(ホエイ)を取り除く。※ホエイはとても栄養のある部分なので、スープのだしに使ったり、ジュースなどで割って飲んだりして、活用してみてください★
さあ、牛乳が何に変身したかな?
なんと、おいしいカッテージチーズに変身しました!
クラッカーにのせたり、サラダの上に散らしたりして、家族にごちそうしてあげてね。
●どうして牛乳が固まるの?
牛乳にレモンを入れて固まるのは、「酸」のはたらきで牛乳に含まれる「たんぱく質」が変質(性質が変わる)して、水分(ホエイ)と分かれるから。
ほんもののチーズは「乳酸菌」の作り出す「酸」で牛乳をかためて作ります。
おいしい実験で、食べ物の不思議を学習してね。
↓実験シートはこちら↓
在宅実験2-1_牛乳大変身.pdf
●アレンジレシピで楽しもう!
◆レモンのかわりにコープの『くだもの&玄米黒酢シリーズ』で、スイーツ風チーズを作ってみよう!
(このときは、塩のかわりに砂糖大さじ1を入れます)
◆豆乳を使って植物性チーズ風に。ほんのり大豆風味が新しい!
オリーブオイルと塩コショウをかけると、ちょっとしたオードブルにも。
家族で楽しく食を学んで、食卓を笑顔にしてくださいね。
(Y.N)