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【情報提供】その植物、有毒かも?

2026年3月23日

わたしたちの食卓に並ぶ食品の安全性を確保するために、正しい知識を身につけましょう

食中毒は年間を通じて発生しています。
商品検査センターでは、食中毒予防に関する展示なども行っており、食卓などの安全ポイントのチェックに役立つヒントを来館見学・オンライン見学を通じてご紹介しています。

今回は、春先から初夏にかけて増える「植物由来の食中毒」についてご紹介します。
今年に入り、観賞用グロリオサの球根をヤマイモと誤って食べてしまった食中毒事例が報告されています。

私たちの身の回りにある植物の中には有毒な成分を含むものがあり、山菜や野菜などの食べられる植物と見た目がそっくりで区別するのが難しいものもたくさんあります。
誤って食べてしまわないよう
「有毒植物」について学び、家庭でできる安全対策に役立てましょう。

【食用と間違えやすい植物の例】

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山菜に混じって有害植物が生えていることがあります。山菜狩りなどをするときは、一本一本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。

【食用と間違えやすい観賞用植物の一例】

身近にある観賞用植物にも有害な植物があるので注意が必要です。

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【中毒症状の一例】

間違えて食べてしまった場合の中毒症状の一例をご紹介します。

  • スイセン・スノーフレーク食後30分以内で、吐き気、嘔吐、頭痛など。(スイセンでは、悪心、下痢、流涎、発汗、昏睡、低体温などもある。)
  • バイケイソウ嘔吐、下痢、手足のしびれ、めまいなどの症状が現れ、死亡することもある。
  • イヌサフラン:嘔吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難。重症の場合は死亡することもある。
  • グロサリオ:口腔・咽頭灼熱感、発熱、下痢、背部疼痛などが発症し、臓器の機能不全などにより、死亡することもある。
  • クワズイモ:悪心、嘔吐、下痢、麻痺、皮膚炎など。
【注意のポイント】

過去には死者も発生しており、お子さんや高齢者の誤食も多く報告されています。
誤食を防ぐためには以下のような注意が必要です。

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有害な植物と食べられる植物を区別するのが難しいケースもあります。万が一、野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けてください。
「見分けに迷ったら食べない!」ことが大切です。

食中毒はちょっとした注意で防ぐことができます。
検査センターではほかにも、日常のくらしを見直すヒントがたくさんあります。ぜひお気軽にご来館いただき、いろいろな展示をチェックしてみてくださいね。