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第1回 牛乳月間特別企画~牛乳を知ろう!編~

2022年6月19日

6月1日は「牛乳の日」
6月は「牛乳月間」です。

コップの牛乳1.jpg

「牛乳の日」「牛乳月間」とは 国連食糧農業機関(FAO)は2001年、牛乳に対する関心を高めると同時に、酪農・乳業の仕事を多くの方に知ってもらうことを目的として、6月1日を「世界牛乳の日(World Milk Day)」とすることを提唱しました。日本でも、日本酪農乳業協会(現・一般社団法人Jミルク)が2007年、これに合わせる形で6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」と定めました。 →農林水産省「6月1日は牛乳の日、6月は牛乳月間です!」

<牛乳の種類ってどんなものがあるの?>
わたしたちが飲んでいる牛乳類は、法律や公正取引委員会が認めた業界の自主ルールによって、種類などが決められています。全2回のシリーズで牛乳のついて詳しくご紹介していきます。

※食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格に関する省令」(乳等省令)
全国飲用牛乳公正取引協議会の会員による「飲用乳の表示に関する公正競争規約」→ 牛乳類の成分規格表

牛乳のなかでも、いろいろな種類があります。 今回は商品紹介と、検査センタースタッフの家族の飲み比べも交えてご説明していきます。

《牛乳の殺菌方法のいろいろ》
乳等省令では、殺菌方法は63℃30分間加熱殺菌するか、これと同等以上の殺菌効果の方法で加熱殺菌すること、となっています。 技術の進歩により、現在ではいろいろな殺菌方法があります。 日本でよく行われている殺菌方法はこちらです。→「いろいろな殺菌方法」

<飲み比べチャレンジ ~殺菌方法の違い編~ >
では・・・殺菌方法の違いで風味や味は変わるのでしょうか?

コープ牛乳.pngのサムネイル画像①コープ牛乳(130℃2秒間 UHT)

コープ牛乳裏面品質表示.png ←クリックして拡大

超高温瞬間殺菌(UHT)・・・、市販されているほとんどの牛乳はこの殺菌方法でつくられているそうです。 LTLTに比べ1万倍もの高い殺菌力があるそうです。

低温殺菌.pngのサムネイル画像②コープ低温殺菌牛乳(66℃30分間 LTLT)

低温殺菌牛乳裏面品質表示.png ←クリックして拡大

低温殺菌(LTLT)・・・搾りたての風味を残し牛乳の製造に用いられる殺菌方法で、身体に害のある殺菌は完全に殺菌していますが、日持ちが難しい為期限表示は「消費期限」になっているんですって。(知らなかった~!)

HHT_13透過.pngのサムネイル画像飲み比べ結果・・・①、②どちらも美味しい!と。さすが②低温殺菌!と、牛乳好きの娘2は喜んでいました。 さっぱりしている感じがするとのコメント(好みですが)

この他にも、こんな殺菌方法の牛乳もありますよ。

八千代牛乳.pngのサムネイル画像コープ八千代牛乳(75℃15秒間 HTST)

八千代裏面表示大.png ←クリックして拡大

高温短時間殺菌(HTST)・・・High Temperature Short Time75℃15秒間。
なるほど!「高温」で「短時間」。色々な殺菌方法の牛乳があるんですね。


この他にも、常温での長期保存可能なこんな牛乳もありますよ。

LL(ロングライフ)牛乳・・・ 130~150℃で1~3秒間殺菌 紙容器にアルミ箔を貼り合わせ、光と空気を遮断した容器に入っています。無菌環境下で滅菌した容器に加熱殺菌した牛乳を無菌状態で充填しています。その為賞味期限を長く保つ事ができます。備蓄飲料に適していますが、開封後は冷蔵庫に保管し早めに飲みましょうね。

HHT_13透過.png飲み比べの感想は・・・娘1は旅行のホテルの朝食で出る牛乳の味がする!と。
確かに味の違いがあって楽しいです!



今回は牛乳の種類と"殺菌方法の違う牛乳の飲み比べ"と、商品をご紹介しました。次回は"乳脂肪分の違う牛乳の飲み比べ"と商品のご紹介をします。
→詳しくはこちら「第2回牛乳月間企画~乳脂肪分の違い編」

こちらも合わせて是非ご覧ください!

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