2021年4月30日
『なぜなに食のサイエンスシリーズ』No.13
今年のゴールデンウィークはおうちで過ごすことが多くなりそうですね。
家族で囲む食卓に、自分で作った「出汁(だし)」を取り入れてみてはいかがですか。
2020年12月に開催した「親子でオンライン食育体験"食を科学する"」の中でご紹介して、とても好評だった「水出しのだし」を特別公開します!!
小さなお子さんでもいっしょに作れる「水出しのだし」で、おうち和食を楽しみましょう。
【通常の合わせだしの作り方】
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つけ込んだ昆布を煮出して、さらにかつおぶしでだしを取ります。
ちょっと大変ですね。
そこで今回は、火を使わずに、誰でも簡単にできる「水出しのだし」をご紹介!!
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【簡単水出しのだしの作り方】
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こんぶ(8g)と花かつお(12g)を1リットルの水に入れるだけ!(※冷蔵庫で保存します)
約4時間程度からおいしいだしができあがります。
前日の夜に作って朝ごはんに使ったり、昼間に作って夜のごはんに使ったりと、いつでも気軽に使えます。
●前日の夜に作って、どれくらい日持ちするの?
作りおきする場合、日持ちは気になりますね。
今回は、そんな疑問におこたえして、コープデリ商品検査センターで調べてみました。
【水出しだしの微生物検査結果】
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こんぶと花かつおを入れたボトルを冷蔵庫で保管して、日数の経過で菌数がどれくらい増えるのかを確認する微生物検査をおこないました。
その結果、1週間をすぎたころから菌数がグッと増えていることがわかりました。
実際にはボトルの開けしめの状況や、冷蔵庫の状況によっても菌の状態は変わってきますので、1週間を超えないように2~3日で使い切るのがいいでしょう。
12月のオンラインイベントでは、農林水産省関東農政局の鶴岡さんが関東地方の農産物についても教えてくれました。
地元でとれる野菜を調べて、自分で作っただしを使って地産地消のおみそ汁を味わってみてもいいですね。
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(Y.N)
オンラインイベントの開催報告はこちら
https://kensa.coopdeli.coop/info/2020/12/056606.html
コープデリグループは「Let's!和ごはんプロジェクト」に参加しています
■「Let's!和ごはんプロジェクト」とは?
家庭でも身近、手軽に、健康的な「和ごはん」を食べる機会を増やし、和食文化の保護・継承につなげるため、農林水産省が推進する取り組みです。
■和ごはんとは?
日本の家庭で食べられてきた食事で、
①ごはん、汁物、おかずなど、もしくはその組み合わせで構成されているもの
②だし、しょうゆ、みそを始めとする日本で古くから使われてきた調味料などが利用されているもの
「Let's!和ごはんプロジェクト」について詳しくはこちら
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/wagohan_project.html
「食育ピクトグラム」について詳しくはこちら
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pictgram/index.html