2025年9月16日
夏休み企画第1弾!
7月29日~31日で、「Zoomで開催!夏休み宿題応援企画「おうちでできる!~酸性・中性・アルカリ性の実験~」のオンラインイベントを開催しました。
午前の部、午後の部、合計5回の企画に、親子328人にご参加いただきました。
夏休み宿題応援企画は、毎年好評の大人気企画で、Zoomでのオンライン企画は今年で5回目となります。実験キットやシートを事前に送付し、オンライン上で商品検査センタースタッフと一緒に実験を進めるという体験型のイベントです。
今年のテーマは
当日の様子をご紹介します♪
商品検査センターでは、検査を通して、フードチェーン(生産から消費までの流れ)の各工程が適切に管理されていることを確認しています。検査内容のご紹介だけでなく、フードチェーンについての説明を行い、食の安全・安心はフードチェーンに携わる全員が力を合わせて達成されることや、フードチェーンの最後アンカーとして安全な食生活ためにご家庭でできることなどをお伝えしました。
事前にお送りした実験キットはこちら。
①はco・op赤しそふりかけが入ったお茶パックです。今回はこのふりかけが主役です。
まずは実験に必要な指示薬を作ります。
折りたたみカップにお茶パックと水を入れて30分ほどおいて赤しその色を出したものと、試験管に入った重曹に水を入れ重曹液を作ります。
それらを合わせると「指示薬」になります。
酸性、アルカリ性を調べるには指示薬を中性にする必要があるので、酸性の赤しそとアルカリ性の重曹を合わせる工程が必要なんですね。
それでは実験スタート!
開いた卵パックを使って、身近にあるいろいろなものを調べていきます。
今回はお酢、水、重曹液を調べてみました。
卵パックのくぼみにそれぞれの調べたい液を少しずつ入れ、そこに指示薬を数滴入れていきます。
すると、なんと不思議!!色が変化しました。
それぞれどんな性質だったかを記録シートに書き込んでいきます。
ひと通り実験した後は、液体ではない物を調べたい時の参考に、卵と味噌で実験した動画を流します。
指示薬は数時間で使えなくなってしまうので、家で指示薬を作るコツや、身近にある様々なもの(牛乳、ヨーグルト、チューブのわさびやからし、空から降ってくる雨など)を調べることができることもお伝えしました。
実験シートは記入したものをそのまま提出するのもよし、シートを切り貼りするなど工夫してオリジナルシートを作るのもよしと、宿題提出のアドバイスもしました。
質疑応答の時間があり、終了となりました。
実験キットや実験内容が面白かったようで、終了後も色々なものを調べたり熱中していました。終わった後もお風呂場で実験キットを使って遊んでいたりして楽しそうです。また参加したいです。
初めての体験でとても楽しかったと言っていました。親も楽しく学べました!またコープとしての検査センターで農薬検査をしているなどの説明がとても安心出来てよかったです。
商品検査センターの紹介は、一利用者として大変興味深く面白かったです。実験をはじめ、理科への関心が高い娘は、職業としても関心を持ったようで「毎日実験ができる仕事があるんだ!」と興味深々でした。現地へ見学に伺おうと思います!