2024年2月26日
2024年1月25日(木)に、商品検査センターのオンラインイベント「Zoomで開催!『CO-OPの大豆ドライパックを使って簡単味噌づくり』」を開催しました。
大豆ドライパックを使ったオンラインのみそづくり企画は今回で5回目となりました。
以前は親子で楽しめるみそづくり企画を行いましたが、今回は大人向けの学習ということで、せっかくみそを作るならばみそについての理解をより深めていただこう!と、たくさんお話しをさせていただきました。
みそづくりの工程を非常に簡単にご説明させていただくと
大豆をゆでる→大豆をつぶす→麹と大豆と塩をよくまぜる
となっています。
大豆をつぶす、よく混ぜる、の工程は少し時間がかかるため、その時間を使って以下のお話しをさせていただきました。
まず、様々なみその種類や歴史ついてお話ししました。
地域ごとに特性のあるみそや、みそがどのように一般家庭に普及していったのかをお話ししました。
そのあとは、みそづくりの工程でどんな現象が起こっているのか、みその発酵に必要な物はなにか、消化酵素のはたらきについてなど、少し踏み込んだお話しをいたしました
最後に、もしもの時の備え、防災食としてみそを準備していただきたい、というお話しをいたしました。
長期保存が可能なみそは防災食にぴったりです。またそれだけでなく、いつもの家庭の味が非日常にあるだけで少し心が落ち着くかと思います。
そんなお話しをしつつ、みそがほぼ完成に近づいてまいりました。
最後の確認として混ぜ具合などを全体で確認した後、保管方法などをご説明し学習会は終了となりました。
最後のご質問では、保管方法について詳しくお聞きいただいたり、量を増やす場合はどうするのか、などのご質問をいただきました。
参加者の方からいただいたアンケートを一部ご紹介させていただきます。
・作業時間に味噌のお話しが入ってやりやすかったです。
・切り替えもスムーズで、実演も交えての楽しい構成になっていて、濃い内容だったと思います。
・楽しくできました。2か月後が楽しみです。
みそづくり企画は今後も定期的に開催を予定しております。
(現在は春休みに開催する親子向けのみそづくり企画の募集を行っております。)
商品検査センターホームページでは、企画案内の他一般見学の受付、食の安全情報の発信を行ってまいりますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。