2024年1月23日
今年もお正月が過ぎ、もうすぐ節分ですね。
近年は恵方巻きの種類も豊富になり、恵方巻きにちなんだパンや総菜も出てきました。
恵方巻は製造を行う(株)コープデリフーズで検査を行っています。
その他、宅配などで取り扱いのある節分関連商品については商品検査センターで、微生物検査を行っています。
「栄養成分表示」とは、食品にどのような栄養成分がどのくらい含まれているか一目でわかるようにしたものです。
焼きめざしや恵方巻きの「栄養成分」についても商品検査センターでは、計算と※カロリーアンサーという機器で測定を行っています。
検査をする検体は昨年10月から順次届き、測定を行っています。
2023年度は節分関連商品、約30検体の検査を行いました。
※カロリーアンサー
近赤外線を利用し栄養成分を測定します。エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物を測定することができます。塩分相当量は塩分計で測定します。
ヒスタミンは魚の鮮度が低下するなどして、ヒスタミン産生菌によって生成されます。
これを多量に含んだ食品を摂取した場合、舌がピリピリしたり、顔面、特に口の周りや耳たぶが
赤くなったり、数分~30分後に蕁麻疹、頭痛、発熱などのアレルギー様食中毒を起こしますことがありますが、たいてい6~10時間で回復します。
一度生成されたヒスタミンは加熱処理しても分解されることはありません。