2023年6月19日
6月は「食育月間」です。
~食育について考えてみませんか?~
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じゃがいもはビタミンCなど栄養素が豊富に含まれるほか、微量の天然毒素(ソラニン、チャコニン)が含まれています。毒素を多く身体に取り込んでしまうと、おう吐や下痢を引き起こしてしまうことがあります。
今回はじゃがいもを家庭菜園などで栽培してから、収穫、保管、調理など、注意するポイントをご紹介します。
最近は家庭菜園でじゃがいもを育てる方も多いのではないでしょうか?栽培時に天然毒素(ソラニン、チャコニン)を身体に取り込まないために気を付けたいポイントをご紹介します。
<じゃがいもの天然毒素(ソラニン、チャコニン)の特徴>
ポイント① イモに光が当たると緑色に変色してしまいます。 緑色の部分→濃度が高い
ポイント② 小さく未熟なイモは濃度が高いことも!
ポイント③ 収穫時などにイモに傷を付けていまうと、増えてしまいます。
出典:農林水産省「家庭でできる食品安全」
じゃがいもに含まれる有害物質は水溶性なので、煮たり茹でたりすることで多少減少するといわれていますが、実際の加熱調理ではほどんど分解されません。
大人が食べて中毒になる量の1/10ほどで、子どもは発症することがわかっているので注意が必要です。苦味やえぐみなどがあった場合は食べるのをやめましょう。