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【開催報告】オンライン学習会「正しく学ぼう『食の安全』~季節の行事食を学ぼう~」

2021年12月14日

【開催報告】オンライン学習会「正しく学ぼう『食の安全』~季節の行事食を学ぼう~」
 
2021年12月9日(木)にオンライン学習会「正しく学ぼう『食の安全』~季節の行事食を学ぼう~」を開催しました。
 
コープデリ商品検査センターでは、年末に農林水産省の鶴岡さんをお招きして『食を科学する』と題して、食育と科学のコラボレーションイベントを実施しています。
4回目となる今回は、「冬至のかぼちゃ」をテーマにオンラインで開催しました。
 
かぼちゃ2.png冬至にはかぼちゃ! 


 
農林水産省よりお越しいただいた講師の鶴岡さんは食育のプロフェッショナル!
食の目利きの鶴岡さんより、冬至にかぼちゃを食べる意味や、おいしいかぼちゃの見分け方、かぼちゃの豆知識などかぼちゃのウンチクをたくさん語っていただきました。
また、コープデリ商品検査センターからは食を科学する視点で、かぼちゃに含まれるカロテンが油に移行する様子や、収穫後の追熟によってかぼちゃに含まれる栄養がどのように変化するかなどをデータを用いながらお話ししました。
 
211209講師1.png 
 

かぼちゃは収穫後も追熟しながらおいしさが増していきますが、おいしく保存できるのは秋に収穫される北海道産のかぼちゃでも冬至の時期までです。
「冬至かぼちゃに年取らせるな」とことわざでもあるように、かぼちゃも冬至を過ぎるころにはいたんでくるので、年内に食べきるほうがいいのですね。かぼちゃは冬至の時期の栄養補給の味方ですが、冬至には食べきろうということも「冬至のかぼちゃ」につながっています。
先人の知恵に教えられますね。


 
続いて、コープデリ商品検査センターからコープで取り扱うかぼちゃについて、季節に応じておいしい産地をリレーしながらお届けする「産地リレー」の取組みについてお知らせしました。
日本では冬に向かうこの時期に、季節が反対のニュージーランドで栽培したカボチャも取り扱っています。
◆園地指定ニュージーランド産かぼちゃの取組みについては⇒こちら(広報誌『コープみらい』バックナンバー:PDFが開きます)

産地リレー.png  
 

最後に、農林水産省 関東農政局の仙石さんより、食育の取組みとして「食文化の継承」のおはなしをいただきました。
食べたことのある日本の行事食・伝統食や、後世に残したい地域の伝統食・行事食などについて、参加のみなさんと一緒に伝承について考えました。
食文化の継承に向けて、自分たちでもできることを少しずつ取り組む必要性を学びました。
講師-2.jpg 

 
盛りだくさんの内容でしたが、身近なかぼちゃをじっくり学ぶよい機会となりました。
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◆ご参加のみなさんと記念撮影
 
 
 
◆ご参加のみなさんの感想(一部)
・「かぼちゃ」について沢山の知識を学ぶことができ、ありがとうございました。
・カボチャや食育等、知らないことや新しい視点を教えて頂き、よかったです。
・かぼちゃについて知らないことも多く、子どもとも受けたい内容でした。行事食や地域の伝統食については、自分が今住む土地よりも親の出身地のものの方が親しみ深く、埼玉のことをあまり知らないことに気付くきっかけになりました。
・野菜の特性、栄養を逃さず摂取する方法、保存の仕方等、多くのことを知りました。
・小さい頃から食卓に登場していた煮物のかぼちゃが『西洋かぼちゃ』だったとは。(煮物なので 日本の野菜かと思い込んでいました)。また見た目で分かる選び方も知ることができ、勉強になりました。かぼちゃを買うのが楽しみになりました。
 
 
  
コープデリ商品検査センターではこれからも食にまつわるさまざまな学習会を開催してまいります。機会がありましたらぜひご参加下さい。