店舗やコープデリ宅配で取り扱う商品について、食品衛生の指標となる一般生菌や大腸菌群、食中毒を引き起こす菌(黄色ブドウ球菌、サルモネラ属菌、腸炎ビブリオなど)を検査して、その商品が衛生的に管理されていることを確認します。
また、店舗内加工(カットフルーツ、惣菜、水産、畜産、ベーカリー)や生鮮・惣菜加工センター、福祉施設など自前で加工した商品や原材料検査・施設の衛生検査も行っています。
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検体から決められた量をはかり取り、希釈水を入れて試料液をつくります。
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試料液を培地に塗ったり、培地に混ぜたりします。
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適度な温度を保ち、時間をかけて菌を増やしていきます。
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培地に生えた菌の数をかぞえ、食中毒菌がいないかや基準を満たしているかを確認します。
物流センターから「漬物の袋がパンパンに張れている」という連絡があり、微生物検査を行った結果、酵母を多数検出しました。
原材料の殺菌不足により原材料に付着していた菌が流通過程で増殖し、菌がガスを発生させたことが原因で袋が膨張したものとわかりました。