食物アレルギー検査

検査の概要

卵・乳・小麦・落花生・えび・そば・かに(特定原材料)を測定します。アレルギー反応を引き起こすたんぱく質を捕まえ、発色させ、色の濃さで量をはかります。

店舗やコープデリ宅配で取り扱う商品について、表示にない特定原材料が含まれていないことを確認したり、生鮮・惣菜加工センター内で意図せずに特定原材料が混入していないかを拭き取り検査で確認しています。

検査の方法

  • 1

    粉砕

    検体をフードプロセッサーなどを使って細かく粉砕し、均一化します。

  • フードプロセッサーで検体を粉砕する様子
  • 2

    抽出

    試薬を使い一晩かけて検体からアレルゲンたんぱく質を抽出します。

  • アレルゲンたんぱく質を抽出する様子
  • 3

    反応

    測定対象のたんぱく質にだけ反応する試薬を入れて発色させます。

  • 試薬を入れる様子
  • 4

    測定

    発色した試験液の濃さを測定し、検体中に含まれるアレルゲンの量を算出します。

  • アレルゲンの量を算出する様子

トピックス

食物アレルギー検査では、イムノクロマト法という簡易キットを用いた検査も行っています。迅速に検査結果が出るため、生産加工施設の調理器具・ラインの拭き取りや、「この商品を食べたらアレルギーのような症状が出た」というご指摘に対してこの検査法を用います。

イムノクロマト法での検査の様子